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2007年10月24日水曜日

苦手な英語

子供の頃、母親は田畑の耕作し父親は夜勤も多い会社勤め、日曜日は夫婦で田畑の耕作・・・
子供はガキ大将の後ろについて野原を駆け回るのがしごと!
本など買ってもらったことの、読んでもらったことも、ましてや自分で読書することなどなかった。
そのせいか、高校生になっても読むことが苦手で、特に英語などは、長い単語だと分割しないと読めない始末。
トヨタの入社試験の競争率は10倍近くだった。
ところが、苦手な英語の翻訳問題がすんなりできたのでした。
それは、Carryという単語が多く含まれていたため、解けたようなものでした。
私は高校でバスケット部に所属していましたが、バスケットではキャリングという反則があり、英語というより私には日本語以上の日用語だったのでした。
入社後、IBM者によるコンピュータの講習会に参加したときも、パソコンに興味を持って、解説書を買ったときも、専門用語の横文字で挫折してしまいました。
今、こうしてパソコンが趣味になり、横文字を並べてプログラムを楽しんでいるのがうそのようです。
これも「習うより慣れろ!」という本の巻頭文を信じて、パソコンを買ってなぶったからでした。
バスケットの反則用語もパソコンのプログラム用語も、英語ではなく日常語になって行ったのでした。
50歳代でいち早くパソコンを習得したことが、その後の会社での地位や定年後の人生に大きく役立った。

2007年10月23日火曜日

ソロバンと屁理屈

わたしは商業高校だったので、ソロバンと簿記は必須科目でした。
卒業までに、それぞれ最低3級以上を取得するノルマを与えられていた。
理屈で理解できる簿記は難なく3級に到達できましたが、不器用な私にはソロバンはいつまでたっても4級でした。
高校3年生の冬休みは、学校でスキーに連れて行く行事があったが、ソロバンの補習で連れて行ってもらえないしまつ、友だちはみんな楽しんでいるのに、わびしい高校最後の冬休みでした。
その私が、トヨタに入社して、人事部に配属されソロバンで給与計算をする破目になった。
ソロバンが苦手なので、何とか計算を単純に出来ないか、計算自体を省けないかと一生懸命考えるようになり、事務改善を進めるきっかけになったような気がします。
当時の従業員は電車通勤がほとんどでした、通勤用の定期券は会社が購入手続きをして、本人に配布し、料金は会社補助額と個人負担額に分けて給料から控除していました。
期限が切れるごとに、申込書を集めて手配するのが先輩の手順でした。
この業務を引き継いだ私に、ソロバンでの集計作業がなかなか一致せず苦労の連続でした。
考えてみると、当時の従業員はほとんど地域の住民で、通勤ルートが変るのは稀だったのに着目し、定期券継続購入制に変更しました。
変った人だけ申請してもらうことにし、計算量は数%に減らすことが出来たのでした。
申込書は左端に縦に多くの閉じ穴が並んでいるバインダーカードの2部複写、バインダーカードは1穴ずらして閉じると必要項目が一覧できるように設計しました。そして1部は通勤区間別に閉じ駅への注文用に、もう一部は従業員コード順に閉じて給料控除用の台帳にしました。
今でも4隅が余白と待っているお役所の届け書類を見ると、もう少し工夫すれば楽になるのに、と思います。
手段は1つだけではない、ソロバンが苦手でも別の手段で乗り越えられ、案外より開でいけるものである。
太平洋戦争に日本が負けたのは日本人がソロバンが上手だったせいだ!。 コンピューターをアメリカが開発したのは、大砲の弾道計算を早くするためでしたが 日本軍はソロバンで弾道計算がやれたのでコンピューターの開発に着手しなかったというもっともらしい話を根拠に、屁理屈をいっていました。

「還暦QPON」訪問者1000万人達成を期して

1996年、まだ個人のホームページは珍しかった頃「還暦QPON」と名づけて開設したホームページの訪問者が2007年10月19日、累計1000万人の訪問者を突破しました。
1996年といえばYAHOO!や楽天の創業と大差ない、違いは、還暦をひかえて趣味の延長上で取り組んだか、若い事業家として取り組んだかであった。
もっとも、このとき開いた「還暦QPON」ホームページが、その後に待ち受けていた定年後の日々を、新技術に挑戦できる充実感、全国に仲間が出来、自己表現の場が得られる達成感、マスコミにも取り上げられてこの世界での著名人に加わることが出来た満足感、そして近年はアフィリエイトでお小遣いまでかせげるようになった裕福感、などなど還暦10年を充実して過ごせた、出発点になったような気がします。
このブログは、「還暦QPON」ホームページの訪問者が1000万人を達成したのを記念して開設し、古希を迎えるにあったって、自分史的に回顧した記事を綴って見ることにします。
日記は従来からのブログにあります。